随筆(0) 2002年2月

 2月28日 日記のサイトにリンクしました。
今までの随筆(0)につきましては、今後このサイトに変更としたいと思います。
今後とも、ぜひお読みいただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。





2002年01月22日 初めてのHPをUP!だけど、メインのはずの小説の欄に、まだ 空欄が多くて、見ていただいた方には恐縮のかぎり・・・。
2002年01月24日 「生誕祭・2」をUPしました。3で終わる予定です。
2002年01月29日 「随筆0」(このページ)を工事。新しい日付順に並べることにしま した。










2002年2月25日 [ 危険運転致死傷罪 ]

以下は大阪府警のHPからのコピーである。

〜 刑法の一部改正(平成13年12月25日施行) 〜
四輪以上の車で、悪質・危険な運転をして死傷事故を起こすと、
懲 役 刑 !


 危険運転致死傷罪(刑法208条の2)とは、
○  アルコールや薬物の影響により、運転操作を的確に行うことができない状
態での運転
○  車の進行を制御することが困難な高速度や初歩的な運転技能(ブレーキ
操作ができない等)を有しない状態での運転
○  人又は車の通行を妨害する目的で、危険な速度での割り込みや幅寄せな
どの行為をする運転
○  危険な速度で赤信号を故意に無視した運転
により、
 
 ・ 死亡事故を起こすと、
  1年以上の有期懲役(15年以下)

・ 負傷事故を起こすと、
  10年以下の懲役

に処せられます。


交通事故は、被害者にとっても加害者にとっても不幸な出来事である。
それにしても危険運転。改正されても、15年以下の有期懲役にしかならないとは……。
甘い。そんなものなのか、と瞠目した記事だった。
日本のスピード違反については、何とかならないものかなぁとずっと思い続けている。現
実に法定速度を守って運転している車なんてほとんどいないだろう。守ったら遅すぎて逆
に危ない。もっと実態に合わせた速度制限が出来ないものかなぁと私は思う。

冬季五輪閉幕。「果てなく続くストーリー」の歌に、不可解な判定疑惑の記憶が染み付い
てしまったイベントだった。ともあれ、事件もなく無事に終了して何よりである。

ところで法制審議会の「人権訴訟法分科会」が、公開原則の民事訴訟のうち「離婚訴
訟」などに関して非公開にする是非を検討をはじめた、との記事を読む。えっ、離婚訴訟
は公開だったんですか!?し、知らなかった〜。非公開かと思っていた……。
現に民事訴訟法で非公開にされているのは、企業の営業秘密に関わる裁判などだそう
な。(民事訴訟法118条)
2月25日神戸新聞朝刊にて読んだニュースである。




2002年2月24日 [ S&B ]

しばらく市販のカレールーを使用せずにカレーを作っていた。カレー粉やガラムマサラを
組み合わせて……。けれど今日S&Bが「牛肉由来素材不使用」をうたったカレールー
を発売しているのを発見。早速買ってきて作った。美味しかった。
あまり神経質になってもやってられないけれども、狂牛病事件以降、牛肉加工食品はな
るべく買わないようにしている。検査開始前の肉が加工食品に流れているだろうと思うか
らだ。
                        

2002年2月23日 [ お粗末と妥協の現場で──雪印食品倒産 ]

雪印食品の解散が決まった。けれど、雪印食品の一連の事件は、食肉加工業界では氷
山の一角とも言われているらしい。多かれ少なかれ、表示の誤魔化しはどこもがやって
いることなのかもしれない。
雪印食品のラベルの張り替えが明るみに出た時の、会社のコメントを思い出す。「現場
の担当者の判断で行ったことで、会社の指示に基づいたものではありません」……どこ
の会社でも同じような論理が働いているものだなぁ、と私は物悲しくなった。
現場。事務方。田中真紀子もそういえば、「事務方」という言葉を使うのが好きだったなと
思う。
「会社の幹部は会社の患部」……第一生命のサラリーマン川柳の中にあった言葉。
本当にその通りだと思う。
幹部が患部であったのは、外務省における田中真紀子も同じではなかったか。
そして悪事が表面化すると、あっさり首を切られるこの「現場」の哀れさ。
けれど腐敗を許したのは、「出る杭は打たれる。柳が風に吹かれるように、おとなしくして
いることが、日本のサラリーマン社会では賢い処世術」という考え方かもしれない。
今の私たちの社会の普遍的な構造責任でもあると思う。

                        
                           

[ アプローチ ]

ふと思ったことなのだけれど、小説を書いていくにあたって。
今までは「読む人に楽しく読んでいただける、退屈させないものであること」を一番の目
的に置いてきたのだが、少し方針を変えようと思う。
今長編を書いている。私は凡才ゆえ、いちばん大切なことは何だろう? 何を伝えたい
のだろう? 何のために書いているのだろう? と煮詰まりながら、苦しみながらの作業
である。
その中で「魂に語りかけること」がいちばん必要なことなのかな、と思い始めている。
凡庸でいい、幼くていい、稚拙でいい。
今の自分の精神をありのままに、背伸びをせず、いろいろな事象について感じているこ
とをそのまま読む人に伝えたい。
そして読む人の心に率直に語りかけたい。「わたしはこのように思い、このように感じる
のです。あなたはいかがでしょうか?」と。







2002年2月22日 [ 多胎妊娠と減数手術 ]

今書いている小説の資料の中で必要になり、人工妊娠中絶についてインターネットを検
索。
不妊治療をすると、多胎妊娠が起こりやすいことを知った。
人口受精卵を複数子宮に着床させることが理由らしい。
そして近年まで、多胎妊娠が起きた場合、全員産むか全員中絶するかのどちらかだった
とのことだが、改正されて「減数手術」が認められるようになったとのこと。
減数手術、つまり一部の子供を中絶するということである。
うーん、気持ち悪いなぁ。
私は不妊治療を受けてはいないが、さてどうなることやら。
結構、自分の今の現実に近いことなので、人工妊娠中絶についてのフィクションを書くこ
とは何となく自虐的な行為かも、と思ったり。
子供……欲しいなぁ、というのが本音。


                       


2002年2月21日 [ 文体 ]

長編の第二章に進もうと思っているが、ここへ来て自分の文体にウンザリしている。
分かりやすい文章が書きたくて、わざと平仮名や簡単な言葉を多用しているのだが、ち
ょっと試しにやめてみよう。自分のボキャブラリーの範囲で、普通に文章を書いてみよう
と思った。少しは稚拙さが緩和されるかもしれない!?
それと、背景やレイアウトを変えてみたりして。気分を変えて自分をなだめすかす。

[ テリー伊藤 ]

「モー。たいへんでした」の人生問答コーナーに、テリー伊藤が出ていた。素晴らしいお
言葉をいろいろ聞かされてちょっとショックを受けた。「テレビはイジメを生む、是か非
か?」の問いには「非!」 テレビくらいに影響されるような甘い人生観じゃどのみち厳し
い社会は渡っていけないよ〜とのことらしい。すごい名言だと思った。
人生の格言は「迷った時は笑えそうな方に行きなさい」とのこと。素晴らしい。テリー様。






2002年2月20日 [ またしても ]

朝起きたら、何か熱がありそうな気配。体温計で測ったら、38度を超えていた。
なんてヤワな身体〜〜〜情けないったらありゃしない。
私は病気になるのがキライだ。当たり前だけど、ホンマにキライである。
やりたいことが出来ないのはイヤだ。
二週間で二回風邪をひくなんて、空前絶後の出来事。
今年は厄年だからしょうがないかなぁ。
いずれにしても、前回の風邪とちがって、吐き気がないので、熱さましを飲めば普通と変
わりはない。とはいえ、寝てはいるけど、イヤだー。
こんな憂鬱な日もあるものだ。





2002年2月19日 [ バッド・コミュニケーション ]

イジメについて、その1。「学校におけるイジメ体験は必要なことである」と私は思う。
世間に出ると、会社であれ、嫁姑問題であれ、何かしら封建社会の理不尽に屈する必要
があるのが日本の現実なのだから。
本当は理不尽がまかり通るオトナ社会の方を是正できれば、理想的なのだ。
けれど現実は理想どころか、空前絶後の不況で、未来の見えない社会……。
世相が暗ければ、人の性格も悪くなろうというもの。怖いなぁ、未来が。
ともあれ、学校におけるイジメ体験は、必要だ。
私は、ほとんど何事もなく、学生時代をすごしてしまったことを後悔している。
イジメられたかった訳ではない、もちろん。
けど、運動系のクラブに入って、先輩の理不尽なシゴキに耐性をつけておくべきだったな
ぁと、社会人になってから何度反省したことか。会社社会は私にとってはツライものだっ
た。おとなしくしていても、理不尽はいくらでもありうる。
例えば電話の声ひとつにしても、大きすぎても小さすぎても何か批評される。
そう、自分の一挙一動に厳しいお局さまの批評はつきまとうものだ。
今、わたしには子供がいないけれども、子供が出来れば絶対に運動系の(それもシゴキ
の厳しそうな)クラブを薦めて心身ともに鍛えてもらおう、と思っている。

イジメについて、その2。「学校におけるイジメッ子は厳しく罰するべきだ」と私は思ってい
る。上に書いたことと矛盾するけれども、世間にはイジメをきっかけに精神病を発症して
大人になっても苦しむ人が滅茶苦茶多いのだ。それはもう想像を絶するほどに。
私は仕事上、その事実を知って驚いた。どうしてこんなことが問題にならないのだろう。
イジメは現に起きているイジメよりも、むしろトラウマの方が問題なのだと思った。
イジメッ子は罰せられることが少ない。なぜなら気の強いイジメッ子には、教師もイジメら
れてしまうからだ。触らぬ神にたたりなし、それが現実……。だけど立ち上がれ、全国の
元イジメられっ子とその家族! と私は思う。家の中に閉じこもって苦しんでいないで、イ
ジメを加えた相手に損害賠償請求するくらいの心意気が欲しい。

イジメについて、その3。「先生にもっと封建的権力を与えよ」と私は思っている。
今時の教師はノイローゼで自殺未遂を繰り返している人が多いとテレビでこの前やって
いた。それは、そうだろうなぁ…と思った。マスコミが教師を叩きすぎている。父兄も教師
に敬意を払わない。
教師が暴行すれば問題になる。それでは、子供のためにならないのだ。
温室でキレイな花を育てるように大切に大切に子供を育てても、一歩学校の花園を出て
しまえば、そこに待っているのは厳し〜い理不尽なオトナ社会なのだから。


今、長編のプロットを立て直している。だんだん入り込めてきたかなぁ。登場人物の顔や
気持ちが自然に動き出すようになる、それが理想的なのだけれど。






2002年2月18日 [ 通り雨 ]

昨日大阪城公園を歩いて足がめちゃめちゃ疲れたので、運動不足を実感し、ウォーキン
グを実行。
休みだった旦那と歩いて買い物に出かけたのだが、帰りに通り雨に降られた。
家では布団を干していた。必死で走ったが息切れ。全然走れない〜。
こりゃやばい。前から分かっていたことだけど、真剣にやばい。
明日からもウォーキングを続けよう。

それから穂村思季さんの掲示板への書き込みからの発想で、ちょっとイジメ社会につい
て考えたことがある。近々随筆をUPしたいと思っている。頑張って書こうー。
小説もプロット練り直しなので(最初から書き直したくなってしまった)、忙しい。
書くことにこんなに時間を費やしている自分。
いつか書くことで稼ぐことが出来る日が来るのだろうか。
ただひたすらに、今は学び、そして書こう。





2002年2月17日 [ 五部咲き ]

あいにく天気が悪かったので、奈良まで行かず大阪城公園に行った。
梅は五部咲きだった。来週、再来週あたりが見ごろかな。
寝不足の上に、頭痛薬を飲み、甘酒を飲んだら、路上で眠くなって困った。
次は3月30日に桜を見ようと約束し、解散。

家に帰り爆睡。夢の中で小説の夢を見る。プロットの夢。
夢で短歌まで詠んでしまった。
よっしゃー、小説モード復活! 来週から頑張って書くぞ!
だけどその前にプロットの練り直し・・・。




2002年2月16日 [ 挨拶とクエと気功 ]

学生時代の友人三人が泊まりにきている。
みんなを別々の部屋に押し込んで寝ていただいて、今わたしは一人でパソコンに向かっ
ている。
こんな時でも、文章を書かないと一日が終わらない私。
やっぱり文章に取り付かれているんだろうなあと思う。
それが実を結ばなくても。

今日は魚を中心とした鍋だった。
旦那は夜勤で留守、オンナ四人でかしましく鍋をつついた。
本当は温泉旅行かスキーに行こう、と言っていたのを、私の「金欠だから旅行はやめて
〜」の懇願により、うちでの合宿に急遽変更してもらった。

一応新築祝い(去年の秋に購入したマンションである)ということで、花束と商品券のお
土産をいただいて感謝。
その友人たちなのだが、大学時代の英語部の仲間である。
皆、関西人で、関西に就職し、結婚しているのはまだ私だけ。
けれど、一人は来年の一月の結婚が決まったという話を今日聞いた。
婚約指輪を見せてもらって「いいなぁ〜」とため息。ダイヤモンドは何歳になっても女の浪
漫だと思う。
彼女は合気道のお稽古で知り合った彼と結婚するのである。
「ポップジャム」に空手の達人が出ていた。
その達人が瓦を割る瞬間「あれは腰や」とつぶやく彼女。
うーん、私とは異質の世界に生きているわ。
でも憧れてしまう。気功ってホントにあるらしい。
超常現象は信じられなくても、気功は信じられる。

その彼女はマンション購入を検討しているので、「マンション購入マニュアル」本を貸し
た。

鍋はうまかった。特にクエが。
クエは、こってりしていて、うまいー。
カニも、4000円のカニを買って食べたが、足ばっかりだったので、クエの方がうまかっ
たな。カニはやっぱカニ味噌に限る。

彼氏と現在進行中の、別の彼女。
男を選ぶ基準って何、という話題になった。
「温厚な人」というのが私の意見。
彼女の意見は「ちょっとした場面で、自然に挨拶の言葉が出る人」。お店で「ごちそうさ
ま」が言えなかったり、高速の料金所で「どうも」がとっさに口をつかないオトコは信用が
ならんらしい。それだけで判断するのもどーか、と思ったけど、成る程なぁと思ったひとこ
とだった。

リビングで友達の一人が「ロズウェル」を観ている。私は途中まで見たが、話が分からな
いのでひっこんだ。面白そうなストーリーだ。レンタルビデオ出てるかなぁ。アリー・マイ・
ラブも見たいのだ、ビデオで。

明日は奈良公園へ行こうという話になった。
天気と梅の咲き具合は大丈夫かしら。もう寝よう。

 


2002年2月15日 [ ぼんぼん! ]

私が今通っている歯医者さんは、ぼんぼんだ。隣に親らしき人の皮膚科がある歯科。い
わゆる二世というヤツだ。医師の世界でも二世というのは多いみたい。
で、その歯医者さま。人は良いのだ。ぼんぼんだし。
だけど、その人の良さで、患者のファンが多いらしい。世間話が長い、長い〜〜〜。
今日私は、30分待たされた。
患者さんと歯医者さんの世間話が終わるのを待っていたのだ。夕方の6時前に!
こらぁぼんぼん!!主婦をナメルなよぉ。
で、治療は一瞬。治療費は120円。
安いのはありがたいんだけど、あの30分は何だったのよー。ぼんぼんめ。

明日は夕方友人たちが泊まりに来る。
洗面所の掃除やシーツの洗濯しとかなきゃ(++)
で、あさって観梅に行く予定だったのだが、天気が悪そうで不安。
天気が悪かったらカラオケかな。バーゲンかなー。




2002年2月14日 [ 見失わない ]

原稿五枚のノルマを破ってしまった。
一章が終わり、二章に入る前にプロットの立て直しが必要になってしまったので。
再開するのは来週になるだろう。いろいろ用事があるし。
アエーマに投稿したことは、一瞬だけどマイナスに響いた。
世間には星の数ほど自分より優れた書き手がいるのだ、
鋭い眼差しを持った人がいるのだ、と思うとヤル気をなくした。
けれど、何故かもう今は復活している。
鋭い眼差し。もっと磨けばいいじゃないか。と思った。
毒舌は学生時代、私の持ち味だった。
今はもう賢くなってネコをかぶっているけれど、毒舌が自分の本来の天性なのだから。
それを伸ばそう、と思った。かつ、読む人に不快感を与えない物語構成。
頑張って研究するぞー。




2002年2月13日 [ 研鑚 ]

アエーマというHPの「小説研鑚投稿室」へ「ありふれたセント・ヴァレンタイン・デイ」を投
稿した。フォームがあるので、そのフォームに合わせると、自分のHPよりはるかに見づ
らいレイアウトになって、ショックだった。
自分のHPで読むと、読みやすく思えても、レイアウトを変えるだけでこんなにも読みづら
く、また、情けない作品に見えてしまうのか・・・と、他の方の作品を読んで冷水を背中に
浴びせられた心境だった。
まぁ、ゆっくり、一歩一歩進んでいくしかない。
それにしても、こんな投稿などに参加して、人の目を気にすることで、書く歓びは少し失
われたような気がする。
書くことが快感ではなく、苦しみに変わったとしても、結果として出来上がった作品が良
いものであれば、苦しみも歓迎なのだが。
ブルーな精神状態は、必ずしも悪い作品を生む土壌ではないと私は思う。
だけど本音を言えば、自分のペース、自信の持てる自分のペースをつかみたいなぁ。
どういう手段を選べばよいのだろうか。
私はあつかましくもプロになりたい。そのために、いったいどういう手段を取れば、少なく
とも努力の続けられる背景を作り上げることが出来るのだろう。今、とても苦しい。


 


2002年2月12日 [ ホワイトタイガーは何処へ ]

小説にかまけていたが、気がつけば、せねばならないことが山積している。確定申告、
遊びの計画の調整・・・、バレンタインのチョコはもう買ったけれども。

ホワイトシチューを作った。シチューとカレーとブイヨンは、たいがい牛肉が使われている
ため、値段は高いけど、マニアックな素材を買って、牛肉が原材料に使われていないも
のを選んでいる。
というのは、ああいう加工食品には、BSE検査前の牛肉が使われている可能性が高い
と思うから・・・だけど、全部を避ける訳にはいかない。
仕方なく使っている「とりがらスープの素」にビーフエキスが・・・(−−)どうしようもないな
ぁ〜。

夕方のニュースで、阪急電鉄が今後ポートアイランドと宝塚ファミリーランドの事業見直
し、ひょっとしたら閉園にするかも、というニュースを見た。
宝塚ファミリーランドが閉園なんて、ショックなことこの上ない。何とか続けてほしい。ホワ
イトタイガーやレッサーパンダ達に会えなくなるのは寂しい。
景気の悪い話ばかりだ。
新聞業界は頑張って、休刊日の今日、各社とも朝刊を出したそうな。取っている側には
ありがたいことだった。
けど働いてる側は怒っているらしい。そりゃそうだろうなぁ。
 
   

2002年2月11日 [ 継続 ]

昨日結局50枚近く書いて、バレンタイン物語は完成した。プロットも何もたてずにいきな
り書き始めた思いつきのストーリー。ラストがどうなるのかも分からず、途中に計画して
いなかった梨花という人物が入ってきたり。
量を書けばいいってものじゃない、それは分かる。が、質も書きたてなので冷静に見るこ
とが出来ない。だから量を書いたことで、とりあえず納得。これからも一日五枚以上は続
けたい。
それと、Zさまからいただいた言葉が心に残った。
「生活すること、働くことから文章は生まれる」。
まさにその通りだと思う。まだ夢に出てくるくらい仕事への執着はある。
でも、割り切ろう。今はただ、ひたすら書こう、と思っている。
今まで読み書きしてこなかった10年分を取り戻すくらいに。
それにしても、夫の体調が悪いのが気になる。今日は休日。病院に行きたいこんな時は
休日が恨めしい。

[ 豆芝 ]

ニュースで見たのだが、大きくならない柴犬を「豆芝」というそうな。一匹20万以上もする
人気らしい。その豆芝だが、かけ合わせの産物なので、大きくなってしまうケースもある
そうな。決して大きくならない、という保障はないらしい。でも、大きくなったからといって
飼い主は豆芝チャンを捨てる訳ではなく、可愛いから飼い続ける。そんな愛犬家の良心
につけこんで、ただの柴犬を豆芝、と偽って売るような業者にご注意を、というのがその
ニュースの締めくくりだった。
ふと思ったのだが、豆だろうが豆じゃなかろうが、ペットショップで犬猫を飼うことは私は
しない。お金を出さなくても、犬猫たちは、新聞で「あげます」とあったり、道端に落ちてい
たり、保健所で処分されるのを待っていたりするから。
世間の愛犬家、愛猫家の方、ペットショップでわざわざ飼わないで、なるべくそんな恵ま
れない犬猫を優先的に飼ってあげてください・・・。だけど売れ残った犬猫も処分に困るら
しいので、なかなか難しい問題なのですが。


 
 

2002年2月10日 [ セント・バレンタイン・デイ ]

バレンタインまで気がつけばあと四日。突然思いたって、バレンタイン・ショート・ストーリ
ーを書こうと思った、が14日までに間に合うか。誰が待ってる訳でもないけど、決めたこ
とは自分のために守りたい。
それはそうと肝心のチョコレートをまだ買っていない。サティで買おうと思っている。頑張
れサティー!撤退されたら困るのだ。

[ うおのめ文学賞発表 ]

丁寧な選評にビックリ。これを読むことができただけでもうおのめリングに入った価値は
あったな、と思った。受賞された皆様、おめでとうございます。選者の皆様、お疲れ様で
した。これからも頑張っていきましょう・・・!

 
 
2002年2月9日 [ 五輪開会 ]

ソルトレークの華やかな冬季五輪開会式を夫とテレビで見た。
華やか=お金がかかっているなぁ=大阪に五輪誘致失敗してよかったなぁ、と何度も繰
り返した思いをもう一度たどることになった。
本当に大阪に五輪が来なくてよかった・・・。
それでなくてもこの不況なのだ。
サラリーマンの医療費3割負担が現実化しようとしているかたわらで、オリンピックなん
か一人前に呼ぶなー!!
国民年金のサラリーマンの妻の保険料負担も、そのうち議題に上がってくるに間違いな
い。まったく、悪い時代だ。そして人口は減り続けるし。
 
昨日、うおのめ祭りに出展されているZさまの作品を読んでから、平常心を失っている。
いや、最近は、書かなきゃ書かなきゃ、と欲望が高まっていて、平常心からは遠ざかった
毎日なのだけれど、緊張感があってそれはそれで自分にとっては良いことだと思ってい
た。
けれど言葉を、砂金を砂の中から拾うように丁寧に選んで、文章にするというようなZさ
まの文章。
わたしは逆で、言葉なんて選んでないで早く書くことが癖になっていた。
路傍の石を磨くような姿勢。砂金を拾うような姿勢。
色気のある文章を書けるようになりたい、と思った。

 
2002年2月8日 [ 一日何枚書いてます? ]

短編を2つUPした。お時間のある方、読んでいただければ幸いです。
短編1 「小癪な神様」の方は、以前書いていた作品を改訂したもの。
短編2 「先生は空を二回飛んだ」の方は、2月7日と8日の2日で書き下ろしました。
たまたま主人が夜勤だったので、家事をすることもあまりなく・・・。
作家の体験談をこないだからチラチラ読んでいるのだが、素人にせよもの書きを目指す
なら「一日10枚」は当たり前らしい。枚数ばかりにこだわって、内容が薄くなってはいけ
ないので、400字詰め原稿用紙に換算して一日5枚、とわたしは思っている。・・・が、構
想が途切れた時がこわいかも。いや、前進するのみだ。


 

2002年2月7日 [ 公募ガイド ]

昨日短編小説は書かない、とこの場で誓ったはずなのに、早速短編小説を書いてしまっ
ている。
せっかく頭に浮かんできたのだから、書いておかないと消えてなくなりそう・・・。そう思う
のは、私だけだろうか? 記憶力が低下している私だから、焦って書きとめようとするの
だろうか。

記憶の低下といえば、読書にしても、そう。
メモを取りながら読書をしないと、身につかないのだ。少なくとも、ここだけは書いておか
ないと、という部分は書きとめておかないと勿体ない。
光陰矢のごとく過ぎるこの日常の中で、脳のニューロンは絶望的な早さで死滅している
のだから。
読書しながらメモを取るというのは、たやすいものではない。読書だけなら娯楽のレベル
なのに、メモを取ると仕事のレベルになってしまうから。
仕事といってもお金は一銭も入らない仕事。これじゃいけない、と公募ガイドを買ってき
て睨めっこ。うーん、道は険しい。

鈴木光司のインタビューを思い出す。10年かかって作家になったそうだ。5年かけて古
今東西の名作を読み、作品のリズムを体得する。あとはひたすら書いて自分のリズムを
掴む。
10年・・・! 私は3年と思っていた。10年かぁ。10年は長い。

さて、公募ガイドである。短歌・川柳の募集が多いのにはびっくり。詩の募集はほとんど
ないのは何故だろうか。短編小説の募集も意外と少ない。とりあえず、昨日思いついた
短編小説を急いで書き上げることにしよう。それから棚上げ中の長編へ。
今の努力が、いつか何かの形で実ることを祈りたい。
あ、ひとつ、実ったのだ。
ごく個人的なことだけれど、旦那が小説を読んでくれたらしい。
なにやらお世辞らしきものも言ってもらって、有難い限りである。
自分は主婦なんだ、ということを忘れずに、主婦第一、執筆第二、・・・自分の現状につ
いて考えると、いろいろと果てしなく複雑な思いがこみ上げてやまない。


 


2002年2月6日 [ 短編小説を書きたいけれど ]

私が参加させていただいている「うおのめリング」で現在、「うおのめ祭り」をやっている。
ざっと参加作品に目を通したが、力作ぞろいだ。
HPを作り始めて、オンライン小説を読む機会が増えた。
そして感じるのだが、パソコンの画面では、長編小説よりも短編小説、短編小説よりも詩
の方が読みやすい。そう思うのは私だけだろうか・・・?
少なくとも、小説では既成の作家の方がレベルは断然上だ。
けれど詩は・・・。オンライン詩人には素晴らしい人が多い。と私は思う。
等身大の詩が、心に染み入ってくるからだろうか。
既成の詩人、といっても中原中也とか、宮沢賢治くらいしか読んだことはなく、あとは邦
楽の歌詞を詩として捉えているくらいの私だけれど。素人の詩人だって、メジャーな人た
ちに負けていないと思うのだ。
けれど小説は・・・。短編小説は、アイデア勝負の面があるので、これはすごい! と思う
ものがある。けれど長編小説で、これはめちゃめちゃ素晴らしい、と思う作品にはまだ出
遭ったことがない。
そこでふと自分のHPを見る。
短編がない・・・。他の人の良い短編小説を読むと、つい自分も、と色気が出てくる。構想
も出てくる。
でも、それじゃダメだ。頭はひとつしかない。私の場合、作品の世界にのめり込まないと
書けないので、今書いている長編を一区切りさせないと、他の作品を書いてもろくでもな
いことになってしまう。
あせらずゆっくりと進もう・・・。投稿が本来の目的なのだから。ノルマは一日5枚。全然
守れていないけど。
 

2002年2月5日 [ 川口新外相 ]

雪印食品。ラベルの貼り替えなんて、そんな馬鹿げた明らかな犯罪行為が今までなぜ分
からなかったのだろう? そして今、何故分かったのだろう?
たいていの組織の不祥事は内部告発から明るみになると思われる。
今回の騒動は1月23日から始まったのだが、記事をざっと検索したところでは明るみに
なったきっかけは分からない。
内部告発なのだろうか? 事業所と勤務人との関係がドライになりつつある今、内部告
発はどんどん増えていくのではないかと思う。
事業所にリストラされたら、腹いせに、その事業所の暗黒部分をタレ込みたくなるのは、
人情というものだろう。

リストラ社会。女性の私から見たら複雑なものがある。
家族にはなるべく良い条件で働いて欲しい。
身体を壊さぬ程度に、・・・年功序列は大歓迎だ。
でも一方で、役職者の怠け者のオジサマ方に労力を搾取されたOL経験者としては、リス
トラ社会、万歳!なんて思ったりもする。

川口新外相の外務省での所信演説をテレビで見た。
「課長級以上の方は、紙一枚に外務省改革についてのあなたが考える問題点を書いて
私に提出してください。紙一枚にしてください。それ以上だと読みきれませんから・・・。そ
れから、何か抱えている不祥事があれば、今、私に報告してください。今です。もしも、あ
とになって判明するようなことがあれば、厳しく処罰させていただきます」
そんな内容だった。私は感動した。素晴らしいと思った。
川口順子氏は、通産省を経てサントリーの取締役を歴任しているという。海千山千。叩
き上げられたキャリアウーマンの、輝かしい姿がここにある、と思う。
内閣支持率が急降下している。
が、川口新外相の才能を皆はどう見ているのだろうか。
もちろん、田中真紀子さんだって私は尊敬している。
バッシングに負けなかったあの精神力はすごい。
だけど川口順子さんとでは、今までに積み重ねた経験が、比べものにならないと思うの
だが。

                  


2002年2月4日[ 頑張れ私の白血球 ]

朝、嘔吐感で目が覚めた。トイレにかけこんで激しく吐いた。背筋がぞくぞくした。
久しぶりに風邪をひいたらしい。熱も高い。
解熱剤を飲んでも吐いてしまうので、何も出来ずに寝ている。
主人は夜勤なので今日はひとりぼっちだ。心細いことこの上ない。
だけど寝てられるだけ幸せだ。
働いていた頃は、熱があろうと働いた。
愚痴をこぼすと「気が緩んでるから風邪をひくのよ」なんて言われたこともある。
世の中の勤務人は、少々の風邪では休まない人が多い。いつか友人が愚痴をこぼして
いたのを思い出す。たしか、その時も2月頃だった。風邪の流行る時期だ。
「職場で風邪が大流行してんねん。男の人って特に、休まへん人が多いでしょう。だから
ねー、皆が交代でゴホゴホやってるから、うつし合いでキリがないねん。治るまですぱっ
と休んでくれたらええのに、と思うよー。こっち向いて咳すんの、やめて欲しいよホント」
働くとは過酷なことだ。病気になったら病原菌扱いされてしまうのだから。だからと言って
仕事を代わってくれる人がいる訳ではもちろん、ないし。
私が勤務していた職場で、筋ジストロフィーで亡くなった人がいた。亡くなる直前まで、周
囲に迷惑をかけながら働いていた。私は同僚が陰口をたたくのを耳にした。
「あんなになるまで働くか? 辞めればええのにって思わへん?」
・・・日本の労働社会は厳しい。自分の身体ひとつが頼りだ。
どうか私を裏切らないで、私の身体。頑張れ私の白血球。
                  


2002年2月3日 [ 便所一考 ]

公衆トイレの手洗い場で、蛇口から水が流れっぱなしになっているのを、見つけたことは
ありますか? 見つけたとき、あなたは蛇口を止めますか? 私は一応止めます・・・。

私はたびたび、公衆トイレの洗面台で水が流れっぱなしになっているのを見つけたこと
がある。
特に前の職場は、いろんな人が出入りする職場だったため、トイレではいろんな事件が
勃発した。トイレットペーパーを盗んで行くヤツ、非常用ベルを鳴らして逃げて行くバカタ
レ、スッピンで来て化粧をイチから始める姉ちゃん・・・。
いちばん悪質だなぁと思うのは、水の出しっぱなしだ。
水がもったいない。資源の無駄遣いだ。何だか、他のイタズラと違って、極端に言えば、
社会全体に被害をもたらそうとしているようなイタズラに見えるのだ。
そしてある日、私はついに目撃した!
蛇口をひねったまま、トイレを出て行くその犯人。それは、杖をついて、腰が曲がった、
よろよろのおばあちゃんだった。
私が彼女の背後で蛇口を止めると、おばあちゃんは気づいて振り向いて言った。
「あらあら、ごめんねぇ、杖をついてるとついつい忘れましてねぇ。すいませんねえ」
・・・そうだったのか。蛇口をとめない犯人は、お年寄りが多かったのか・・・。
これはカルチャーショックだった。
そうかぁ〜、お年寄りじゃ、しょうがない。歩くだけで精一杯な方も多いのだもの。手を洗
うだけでもひと仕事。杖を置いて、手を洗って、杖を持つ。その一連の動作の中で、蛇口
を閉める、という動作が抜けても、仕方ないと思ってしまった。

とはいえ、公衆トイレに関しては、もうひとつ私には謎がある。
それは、駅の公衆トイレの、あの落書きの多さ。
私だって、落書きくらい、したことはある。
学生時代、机の上、教室の壁に。落書きの多い喫茶店、なんてのも理解できる。
けどトイレに落書き〜。げろ〜という感じ。もう、いったい、どうして・・・???
トイレの落書きは、昔々からある文化だ。
「○○くん、いつまでも好き★」とか、「××くん、あたしをふりむいて。△△子が好きだっ
て分かってる。けどあたしのことを見てください。お願いふりむいて」・・・なんて、丸文字
で連綿とポエムが書き連ねてあったりとか・・・。
どうして? ねぇみんなどうしてあんなクサイ場所で詩人になるのー。
この文を読んでくださった方で、トイレに落書きをした経験のある方、ぜひその心理を私
に教えてください。お願いします。




2002年2月2日 [ 創作の苦痛 ]

今日、ついにダンナにこのHPのURLと、現在書いている小説の原稿を、プリントアウト
して見せた。
ハッキリ言って恥ずかしいし照れくさい、ヤなことである。
だけど、何を考えてるのか分からないと思われるのはもっとイヤだ。
さて、ダンナはどう受け止めるだろうか。とても気になる。
こんな道楽をしてないで、才能がないから、バイトでもしなさい、というのが普通の反応か
もしれないとも思う。私の母なら絶対にそう言う。例えば私が逆の立場で、ダンナが仕事
もせずに原稿を書いていたら何と言うだろう?・・・怖いことだ。
ともあれ、原稿よりも現実の方が大切なので、私はダンナに自分の創作を見せた。
そのうち、小説がもっと充実してきたら、友人にも見せようかと思う。

創作について。以下は今日創作について、同じく創作が好きだと言われるKさまに送っ
たメールのコピーなのですが、心をこめて書いたのでここに取っておこうと思う。

『お仕事をされている中での創作活動はたいへんですね。
私もこないだまで、仕事をしていたので、分かります。
睡眠時間が減る・・・けれど、書かずにはいられないのですよね。
上手下手はともかく、文章の星の下に生まれてきた私たち、ですよね?
メールを書いているだけでも、とりあえず欲求不満は満たされるのです。
そして、他の人のHPの掲示板で遊ぶのも面白い(笑)
面白い人のHPなんて、飲み会に似た会話の妙が味わえますよね。
飲み会とちがってお金もかからないし(^^;せちがらいなぁ。
(中略)
さて、文を書く欲求は、ですから、メールや掲示板でも満たされるのですよね。

でも、自分にとっていちばん必要な作業は、苦しいけれど、孤独だけれど、
小説を書くこと、なのじゃないかなぁと思うのです。
小説を書くのって難しい。「なんじゃこりゃ」と自分で思ったら、
もう終わりですよね。
小説を書くためには、いろんな引き出しを持っていなければなりませんよね。
いちばん必要なのはメモをまめに取ること。
エピソードが浮かんだら、
いつでもどこでもメモしておくこと。
(あたかも、お笑いタレントのネタ帳みたいに)
それから物語の主題を決めること。何が主題なのか、
どこで感動してもらいたいのか・・・。
それから人物の設定をすること。
私の場合は自分と同じ性格になりがちなのです。
だから、違う性格の人を学ぶために、友人知人を観察したり、
動物占いの本で設定したり(笑)
で、エピソードを連ねてあらすじを作っていくのですが、
エピソードは書いていく間に、ふと思いついて内容が膨らんだり
することがあります。
私はよく料理中に思いつきます。
(手元を見てないと危ないって。)
そのエピソードを、どうやって順番に並べたら、いちばん
効果的なのか・・・難しいところです。
それから本編へ。
今書いているのは、・・・・』

創作の道は険しい。そして才能はどこにも保障がない。テストのような偏差値は出ない。
同じように創作の道で迷っている方、お互い頑張りましょう・・・!






2002年2月1日 [ 梅便り ]

観梅の季節がやってきた。気分が浮き立つ。
梅は桜と違って、比較的長い期間楽しめるからありがたい。
去年は大阪城公園へ行った。
来訪者はお年寄りも多かったけど、意外と若者も多かった。
そしてそんな場にはいつでもいる、必死で一眼レフを構える人たち・・・。
私は写真を撮るのが好きではない。
自分を撮ってもらうのは好きだ、年を取るに従って、若い時の写真の大切さというのは身
にしみて分かってきたし。
けれど風景写真を撮る連中ときたら! 私とは気が合わない。
せっかくこの空の下でこの自然が目の前に開けているのに、どうして記録を持って帰るこ
とばかりに夢中になってるの。あさましいわ。
と、内心思うのだが、風景写真を撮るのがキライな人なんか聞いたこともない。
自分の嗜好の方が少数派なのは分かっているので、誰にも、夫にさえ文句は言ったこと
がない。だけどひそかに思うのだ。
ファインダーを通してばかり見てないで、せっかくの花の色、心のネガに焼き付けない?
なんて。

さて、その観梅&温泉のツアーをしようと、大学時代の友人たちの間で計画が持ち上が
っている。私は今日、計画の中心となっている子に電話をした。
「ごめん・・・。旅館に泊まるのやめて、観梅は近場でしてさ、夜はうちに泊まりに来な
い? 旅行に行くお金がないねん」
四人分くらいの布団はそろっている。私は失業中で家計が苦しい。
了承をもらった。申し訳ないなぁ。
我が家にはお金がない。
友人の結婚や、主人の出張、職場旅行などで何かと経費がかさんでいる。今日は主人
は出張で、東京から舟和の芋羊羹を買って帰ってきた。
東京なら舟和の芋羊羹。北海道ならマルセイバターサンド。この名物土産の味は、勤め
ていた頃、同僚が買ってきてくれたお土産のおすそ分けに授かって覚えたものだ。
けれど、職場で食べる味と家で食べる味は違う。職場ではピリピリしてたから、せっかく
の名産の味もよく分からなかったものだ。
ともあれ、芋羊羹は美味しかった。
私も旅行に行きたいな、と思う。そこで話は堂堂巡りに。旅行に行きたい、でもお金がな
い。・・・。
働けばイイじゃん。と思われると思う。でも私は決めたのだ。
三年は働かない。三年、頑張って投稿活動を続ける。そう決めている。ちょうど2002年
1月の決意なので分かりやすい。期限は2004年12月までということになる。
一年に3本か4本、中篇から長編を書きたい(ちょっと苦しいかな・・・)と思っている。そ
れに加えて、この「随筆ゼロ」も続けようと思っている。

                    








トップへ
トップへ
戻る
戻る

2002年3月の日記