文章への想い




私は子供の頃、作家になりたいと思っていました。

いつの間にか、高校を卒業する頃には、そんな夢も消えて

私は「現実的」になっていました。

けれど、普通に進学・就職・結婚の道を歩み、気がつけば

私はまたパソコンにあてもなく文章を打っていました。

どんなに忙しい時でも、文章を書かなければ

一日が終わったという気持ちにならないのです。

決して才能に恵まれているとは思えない。けれど

書きたいという衝動は抑えることが出来ません。

料理をすること、おいしい空気を吸うこと、

そして文章を書くことで、心の新陳代謝が活発に

なっていくような気がします。






「作家になりたい。」

でも、なかなか思うような作品は作れない。

私が求めるものは、分かりやすい漫画のように

仕事で疲れた方にも読んでいただけるもの。

なおかつ、論理の矛盾や取材不足が生じないように・・・。

思えば10年間というもの、まともな読書もしてこなかった

私です。その分、働くことを通じて経験は積んだのかな。うーん。

小説を書くには、読むことも書くことも、

映画やテレビの作品を見ることも、

行動することも取材することも、

必要ですね。ため息・・・。





実は、この部分では、やはり作家になりたい、と

意思表示をしていたのです。

けれど、ある心ない人に揶揄されて、

それを書く勇気がなくなってしまいました。

だけど揶揄や誹謗中傷ごときに、負けてはいけません。

でも、努力も才能も必要ですね。

優れた作品を読むたびに、

以前は単に面白く楽しめていたものが、

悔しさを秘めた暗い憧れに

変わっていく自分の心に気がついているこのごろです。

で、私は、今でも、結局

何か表現したい、と思い続けています。

それが文章であれ、絵であれ、

絶対に。冷やかしなんかに負けない。







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